お金の基礎知識

はじめてのカードローンの申し込み方|必要書類・収入証明が要る条件・審査と在籍確認・お金を受け取るまでの流れ

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カードローンをはじめて申し込むときは、「何を用意すればいいのか」「審査では何を見られるのか」がわかりにくいものです。この記事では、申し込みからお金を受け取るまでの流れを、法律のルールと実際の会社の例をもとに、順番に説明します。

先に結論

  • 流れ:申し込み → 審査 → 契約(書類の提出)→ 借入れ(振込やATM)の順に進みます。
  • 本人確認書類:運転免許証や健康保険証などが必要です。住所が今の住所と違うときは、住民票や公共料金の領収書などを追加で求められることがあります。
  • 収入を証明する書類:貸金業者から1社で50万円を超えて借りるとき、またはほかの貸金業者と合わせて100万円を超えるときは、源泉徴収票などの提出が義務づけられています。
  • 審査:貸金業者は、指定信用情報機関の信用情報を使って返済能力を調べることが法律で義務づけられています。
  • 在籍確認:勤め先に電話で確認されることがあります。方法は会社によって違うので、申し込む前に確認しましょう。

申し込みから借入れまでの流れ

カードローンの申し込みから借入れまでの流れ 申し込みから借入れまで 1. 申し込みWeb・店舗・自動契約機 2. 審査信用情報・在籍確認 3. 契約書類の提出・書面の確認 4. 借入れ口座へ振込・ATM 順番や呼び方は会社によって少し違います
どの会社でも、おおむねこの4つの段階で進みます

例として、セントラルの公式サイトに書かれているスマホ・パソコンからの申し込みの流れは、次のとおりです。

  1. ネットで申し込み:必要なことを入力して申し込みます。
  2. 申し込み完了:完了のメールが届きます。
  3. 審査:審査が終わるとメールが届きます。内容によっては電話で連絡があります。
  4. 契約:本人確認書類の写しなどを、サポートページにアップロードするか郵送します。
  5. 借入れ:急ぎの場合は指定した口座に振り込まれます。それ以外は、後日郵送されるカードでATMから借ります。

メールで連絡が来る会社では、迷惑メールの設定で、その会社のドメインからのメールを受け取れるようにしておくと、連絡を見落としません。

申し込みの前に準備するもの

本人確認書類

申し込む人が本人であることを確かめるための書類です。運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなどが一般的です。外国籍の人は、在留カードや特別永住者証明書を求められます。

顔写真がない書類を出す場合や、書類の住所が今の住所と違う場合は、追加の書類を求められることがあります。セントラルでは、住民票・公共料金の領収書(電気・ガス・水道・固定電話・NHKなど)・納税証明書のいずれかで、発行日や領収日が新しいものとされています。携帯電話の領収書は使えません。

収入を証明する書類

貸金業法では、次のどちらかに当てはまるとき、貸金業者は源泉徴収票などの収入を証明する書類を受け取ることが義務づけられています(日本貸金業協会「貸金業法について」)。

場合収入を証明する書類
その会社から借りる金額が50万円を超える必要
ほかの貸金業者と合わせた借入れが100万円を超える必要
上のどちらにも当てはまらない法律上の義務はない(会社が求めることはある)

収入を証明する書類には、源泉徴収票、確定申告書、給与明細など、1年間の収入がわかるものが使われます(日本貸金業協会「総量規制について」)。少額の借入れでも、審査の内容によって求められることがあるので、手元に用意しておくと手続きが早く進みます。

そのほか

  • 勤め先の名前・住所・電話番号
  • ほかの会社からの借入れの件数と金額
  • 借りたお金を振り込んでほしい、本人名義の口座

ほかの借入れの金額は、正直に書きましょう。信用情報で確認されるので、違っていると審査で不利になることがあります。

審査で見られること

貸金業者は、個人に貸すときに、指定信用情報機関の信用情報を使って、返済能力を調べることが義務づけられています(日本貸金業協会「貸金業法について」)。信用情報機関には、CICやJICCなどがあります。

総量規制:年収の3分の1まで

貸金業者から借りられるのは、すべての貸金業者からの借入れを合わせて、年収の3分の1までです。たとえば年収300万円の人なら、合計100万円までです(日本貸金業協会「総量規制について」)。年収には、給与や年金、安定した事業の所得などが含まれ、宝くじなどの一時的な収入は含まれません。

信用情報に記録されていること

信用情報には、ローンやクレジットカードの契約内容、返済の状況、延滞の有無などが記録されています。JICCでは、延滞などの返済状況は契約中と契約終了後5年以内、ローンの申し込みの情報は照会日から6か月以内のあいだ登録されるとしています。

短い期間にたくさんの会社に申し込むと、申し込みの情報が何件も残ります。まずは1社に絞って申し込むのが無難です。

自分の信用情報は確かめられる

自分の信用情報は、本人が開示を申し込めば見ることができます。CICはインターネットでの開示の手数料が500円、JICCはスマホアプリでの開示の手数料が700円です(2026年11月6日時点)。過去の延滞が気になる人は、申し込む前に確認しておくと安心です。

在籍確認と、家族に知られないか

審査では、申し込んだ人が本当にその会社で働いているかを確かめる「在籍確認」が行われることがあります。多くは、貸金業者の担当者が個人名で勤め先に電話をかけ、本人がいるかを確かめる方法です。

セントラルの公式サイトのよくある質問では、在籍確認は一度本人と話をしてからどのようにするかを確認し、基本的には電話で確認すると説明しています。申し込んですぐに電話をかけるわけではないとしています。

郵送物については、契約書類やカードが自宅に届くことがあります。セントラルでは、契約後にカードが郵送されます。自動契約機で契約すると、その場でカードを受け取れます。家族に知られたくない事情がある場合は、申し込み前に、郵送物や連絡方法について各社の案内を確認しましょう。

申し込み方法の違い

申し込み方法向いている人気をつけること
Web(スマホ・パソコン)家から手続きしたい人書類の写真をアップロードする。カードは後日郵送のことが多い
自動契約機その場でカードを受け取りたい人本人確認書類を持っていく。営業時間がある
店舗担当者に直接相談したい人店舗がある地域が限られる
郵送ネットを使わない人時間がかかる

セントラルでは、Webのほか、自動契約機「セントラルくん」、店舗、郵送などで申し込めます。公式サイトには、平日14時までの申し込み受付で当日の融資が可能と書かれています。自動契約機では、その場でオペレーターが審査の結果を伝え、契約が終わるとカードが発行されます。

契約のときに確かめること

貸金業者は、契約の前に契約内容を説明する書面を渡すこと、契約したときに契約書面を渡すことが義務づけられています(日本貸金業協会「貸金業法について」)。書面では、次の点を確かめましょう。

  • 実質年率(自分に適用される金利)と、遅延損害金の割合
  • 利用限度額
  • 返済方式と、毎月の返済額・返済日
  • 返済の方法(ATM・振込など)と、手数料

カードローンの金利は「4.8%〜18.0%」のように幅で書かれていることが多いですが、実際の金利は審査で決まります。はじめての契約では、上限に近い金利になることが多いと考えておくとよいでしょう。

借りたあとの利息の計算や、返す額で利息がどう変わるかは、カードローンの返済シミュレーションでまとめています。

カードローンの例:セントラル

株式会社セントラルは、愛媛県松山市に本社がある貸金業者で、北海道・東京・神奈川・埼玉・大阪・岡山・四国・福岡などに店舗があります(四国財務局長(10)第00083号・日本貸金業協会会員 第001473号)。公式サイトに書かれている主な内容は次のとおりです(2026年11月6日時点)。

  • 申し込み方法:Web・自動契約機・店舗・郵送など
  • 借入れ:本人名義の口座への振込、セントラルATM、セブン銀行ATM
  • 対象:20歳以上69歳以下で、定期的な収入と返済能力がある人(自営業・パート・アルバイトも審査のうえ利用可)
  • 女性向け:女性専用のカードローン「マイレディス」あり
  • はじめての人:最大30日間金利0円サービスあり(条件あり)

審査があり、希望どおりに借りられないこともあります。くわしくはセントラルの公式サイトで確認してください。

セントラル

よくある質問

Q. パートやアルバイトでも申し込めますか?

定期的な収入があれば、申し込める会社が多くあります。ただし、総量規制で、借りられるのは年収の3分の1までです。

Q. 専業主婦(主夫)は申し込めますか?

本人に収入がない場合、貸金業者からは原則として借りられません。配偶者の同意を得て、配偶者と合わせた年収の3分の1までの貸付けを行う「例外」の扱いもありますが、扱っているかどうかは会社によって違います(日本貸金業協会「総量規制が適用されない場合について」)。

Q. 審査に落ちたら、すぐにほかの会社に申し込んでもいいですか?

申し込みの情報は一定期間、信用情報に残ります。続けて何社にも申し込む前に、借りたい金額が年収に対して大きすぎないか、ほかの借入れが多くないかを見直しましょう。

まとめ

  • 申し込み → 審査 → 契約 → 借入れの順に進む
  • 本人確認書類は必須。住所が違うときは住民票などを追加で出す
  • 1社50万円超、または合計100万円超の借入れでは、収入を証明する書類が必要
  • 審査では信用情報が使われる。自分の信用情報は本人が開示できる
  • 在籍確認や郵送物の扱いは会社によって違う。申し込む前に確認する
  • 契約の書面で、金利・返済額・返済日を確かめる

出典:日本貸金業協会「貸金業法について」/日本貸金業協会「総量規制について」/日本貸金業協会「総量規制が適用されない場合について」/CIC「インターネットで開示」/JICC「開示の手続き」/JICC「登録される情報と登録期間」/セントラル「スマホ・パソコンでのお申し込み」/セントラル「商品・サービスのご案内」(いずれも2026年11月6日に確認)