お金の基礎知識

カードローンの返済シミュレーション|10万・30万・50万円を年18%で借りたら、利息の合計と完済までの回数はいくら?

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当サイトは、特定の金融商品の購入や保険の加入を勧めるものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。商品の内容や手数料は変わることがあるため、最終的な判断は公式の情報を確かめたうえで、ご自身の責任で行ってください。

カードローンは「毎月いくら返すか」で、利息の合計が大きく変わります。この記事では、年18%で借りた場合の利息を、借りる金額と毎月の返済額の組み合わせごとに計算しました。借りる前に、完済までの回数と、返す総額を数字で確かめておきましょう。

先に結論

  • 利息は日割り:1か月(30日)の利息は「残高 × 年利 ÷ 365 × 30」。30万円を年18%で借りると、最初の1か月の利息は約4,438円です。
  • 返済額で利息の合計が変わる:30万円を年18%で借りた場合、毎月12,000円ずつなら完済まで32回・利息の合計は約77,000円、毎月30,000円ずつなら11回・約27,000円です。
  • 最低限の返済だけだと長引く:毎月の返済のうち、はじめのうちは3分の1以上が利息に回ります。
  • 余裕がある月は繰上げ返済:多めに返した分はそのまま元本が減り、次の月からの利息も減ります。
  • 遅れると遅延損害金:貸金業者の遅延損害金の上限は年20%。延滞は信用情報にも残ります。

ここでの数字は、年18%・30日ごとに同じ金額を返す前提で、1円未満を切り捨てて計算した目安です。実際の利息は、借りた日数や返済日、各社の計算方法で変わります。

利息の計算のしかた

カードローンの利息は、借りている金額(残高)に対して、借りている日数の分だけかかります。式にすると次のとおりです。

利息 = 残高 × 年利 ÷ 365 × 借りている日数

たとえば、年18%で借りた場合の1日あたりの利息は、10万円で約49円、30万円で約148円です。30日分にすると、次のようになります。

残高1日あたりの利息30日分の利息
10万円約49円1,479円
30万円約148円4,438円
50万円約247円7,397円

毎月の返済額は、まずその期間の利息に充てられ、残りが元本(借りたお金そのもの)の返済に回ります。30万円の残高で12,000円を返すと、4,438円が利息、残りの7,562円が元本の返済です。元本が減ると次の月の利息も少し減るので、元本に回る金額は少しずつ増えていきます。

金利の上限は、利息制限法で、元本10万円未満は年20%、10万円以上100万円未満は年18%、100万円以上は年15%と決まっています。ここでは、10万〜50万円の借入れでよく使われる上限の年18%で計算しています。金利の上限や総量規制などの基本は、カードローンの仕組みの記事でまとめています。

金額別:毎月の返済額と、利息の合計

年18%で借りて、30日ごとに同じ金額を返した場合の、完済までの回数と利息の合計です。

借りた金額毎月の返済額完済までの回数利息の合計返す総額
10万円4,000円32回約25,800円約125,800円
10,000円11回約9,000円約109,000円
20,000円6回約4,700円約104,700円
30万円12,000円32回約77,400円約377,400円
20,000円18回約41,700円約341,700円
30,000円11回約27,100円約327,100円
50万円18,000円37回約148,700円約648,700円
30,000円20回約78,400円約578,400円
50,000円11回約45,100円約545,100円

同じ30万円でも、毎月12,000円ずつ返すと利息の合計は約77,400円、30,000円ずつ返すと約27,100円です。差は約5万円になります。毎月の返済額を少し上げるだけで、完済までの期間も利息も大きく減ることがわかります。

50万円を毎月18,000円ずつ返す場合は、完済まで3年以上かかり、利息の合計は借りた金額の約3割になります。借りる金額が大きいほど、毎月の返済額を多めに設定しないと、返済が長引きやすくなります。

残高の減り方を比べる

30万円を年18%で借りて、毎月の返済額を変えたときの残高の減り方です。

30万円を年18%で借りたときの残高の推移 30万円・年18%の残高の推移 30万 15万 0 0 16回 32回 月3万円:11回 月2万円:18回 月1.2万円:32回 30日ごとに同じ額を返した場合の計算例
返済額が少ないと、はじめのうちは残高がゆっくりしか減りません(当サイトで計算)

毎月12,000円の場合、16回返しても残高はまだ約16万円残ります。返済の前半は利息の割合が大きいため、なかなか元本が減らないのです。

「最低返済額」と残高スライド方式

多くのカードローンは「残高スライド方式」で、借入残高に応じて毎月の最低返済額が決まります。残高が減ると最低返済額も下がるので、毎月の負担は軽くなりますが、そのぶん完済までの期間は延びます。

たとえばセントラルでは、借入残高10万円以下なら毎月4,000円、10万円超20万円以下なら8,000円、というように、残高ごとの返済金額が公式サイトに載っています。最低返済額は「これだけ返せば延滞にならない金額」で、「この額で返すのがおすすめ」という意味ではありません。

最低返済額だけを払い続けると、上の表のように返済期間が長くなり、利息の合計も増えます。借りるときに、自分で「毎月いくら返すか」「何か月で返し終えるか」を決めておくことが大切です。

繰上げ返済で利息を減らす

カードローンは、決まった返済日以外にも、多めに返したり、残高を一括で返したりできることが一般的です。多めに返した分は元本の返済に回るので、次の月からの利息が減ります。

30万円を年18%で借りて毎月12,000円ずつ返している人が、ボーナスなどで5万円を追加で返すと、残高は5万円減ります。5万円分の1か月の利息は約740円なので、残りの期間ずっとこの分の利息がかからなくなり、完済も早まります。

一括返済の場合、利息は借りていた日数分だけです。セントラルの公式サイトにも、返済日前に一括で返すことができ、利息は利用した日数分だけになると書かれています。返す方法(ATM・振込・電話での申し込みなど)は会社によって違うので、事前に確認しておきましょう。

ATMで返す場合、提携ATMでは手数料がかかることがあります。少額をこまめに返すと、そのたびに手数料がかかるので、手数料のかからない方法があればそちらを使うと無駄がありません。

無利息期間があると、どれくらい違う?

はじめて契約する人向けに、一定の期間、利息がかからないサービスを用意している会社もあります。たとえばセントラルには、はじめて契約する人が対象の「最大30日間金利0円サービス」があります。公式サイトによると、期間は契約日の翌日から最大30日間で、借入日の翌日からではありません。

10万円を年18%で借りた場合、30日分の利息は1,479円です。30万円なら4,438円です。無利息期間のうちに返し終えれば、その分の利息はかかりません。ただし、契約してから借りるまでの日数も期間に含まれる場合は、実際に利息がかからない日数が短くなります。条件は各社の公式サイトで確認してください。

返済が遅れたときの遅延損害金

返済日に間に合わないと、通常の利息の代わりに遅延損害金がかかります。貸金業者からの借入れでは、遅延損害金の上限は年20%です(日本貸金業協会「貸金業法について」)。

10万円の返済が年20%で10日遅れると、遅延損害金は約547円です(10万円 × 20% ÷ 365 × 10日)。金額は大きく見えなくても、延滞は信用情報機関に記録されます。延滞の情報は、契約中と契約終了後5年以内のあいだ登録されることがあり(JICC)、そのあいだはほかのローンやクレジットカードの審査に影響することがあります。

返済日に間に合わないとわかった時点で、すぐに借りている会社に連絡しましょう。返済日を相談できることがあります。

借りる前の返済計画の立て方

  1. 必要な金額を決める:限度額いっぱいではなく、本当に必要な金額だけを借ります。
  2. 毎月返せる金額を出す:手取りから家賃・光熱費・食費などを引いて、無理なく返せる額を決めます。
  3. 完済までの回数と総額を計算する:上の表や、各社の返済シミュレーションで確認します。
  4. 最低返済額より多く返す:決めた返済額が最低返済額より多いなら、その額で返します。
  5. 追加で借りない:返しながら借り足すと、完済がどんどん先になります。

毎月返せる金額で計算して、完済まで1年以上かかるようなら、借りる金額を減らすか、ほかの方法(家族への相談や、公的な貸付制度など)も考えてみましょう。

カードローンの例:セントラル

株式会社セントラルは、愛媛県松山市に本社がある貸金業者です(四国財務局長(10)第00083号・日本貸金業協会会員 第001473号)。公式サイトに書かれている主な内容は次のとおりです(2026年11月6日時点)。

  • 実質年率:4.80%〜18.00%
  • 返済方式:借入残高スライドリボルビング方式
  • 遅延損害金:年20.00%
  • 返済方法:セントラルATM(手数料無料)、セブン銀行ATM(手数料あり)、振込など
  • はじめての人:最大30日間金利0円サービスあり(条件あり)

公式サイトには返済例や返済シミュレーションも載っています。審査があり、希望どおりに借りられないこともあります。くわしくはセントラルの公式サイトで確認してください。

セントラル

よくある質問

Q. 金利が年15%なら、利息はどれくらい減りますか?

30万円を毎月12,000円ずつ返す場合、年18%なら利息の合計は約77,400円ですが、年15%ならそれより少なくなります。金利は審査で決まるので、契約するときに書面で確認しましょう。

Q. 返済日の前に返すと、損をしますか?

損はしません。利息は日割りなので、早く返すほど利息は少なくなります。

Q. 完済したら、カードは解約したほうがいいですか?

また借りる予定がないなら、解約を考えてもよいでしょう。カードが手元にあると、つい借りてしまうこともあります。

まとめ

  • 利息は「残高 × 年利 ÷ 365 × 日数」。30万円・年18%なら30日で約4,438円
  • 30万円を月12,000円で返すと32回・利息約77,400円、月30,000円なら11回・約27,100円
  • 最低返済額だけだと返済が長引く。返す額と期間は自分で決める
  • 余裕がある月は繰上げ返済。多く返した分だけ利息が減る
  • 遅延損害金の上限は年20%。遅れそうなら早めに連絡する

出典:e-Gov法令検索「利息制限法」/日本貸金業協会「貸金業法について」/JICC「登録される情報と登録期間」/セントラル公式サイト(貸付条件・返済例)/セントラル「最大30日間金利0円サービス」(いずれも2026年11月6日に確認)。表の数字は当サイトでの計算です。